2015年5月27日水曜日

感服m(_ _)m

すごく久しぶりに「ライブ」に行ってきた。


ほぼ10年ぶりの全国ツアーらしい。

友人2人がチケット申し込んだのだけど、なにせ、サザンのツアーなので、チケット取りにくく、
2人がそれぞれ2人分を予約したらしいんだけど、取れたのが同日でダブってしまった。
で、「あっちゃんも行かない?」と誘われ・・超ラッキー☆☆☆
チケット料金9000円にはちょっとひるんだが、苦労なしにもらえたんだから、文句言えない。
しかし、いつからこんなに料金上がったんだ?
昔は外タレがそのくらいの値段で、日本人のコンサートは5000円くらいが相場じゃなかった?

まあ、それはさておき・・

開演1時間前にドームへ行ったけど、すんごい人!!
オリジナルのTシャツを着た人がいっぱい!
さすが大御所のライブ。

きっかり時間通りにライブが始まった(さすが日本人)。

しょっぱなから観客総立ち!

ちょっと斜に構えてた私も、一気に雰囲気に飲み込まれた。

たっぷり3時間半、これでもかっていうくらい、40曲近く歌ったんじゃないかな。
来年還暦を迎えるという桑田さんの信じられないパワーとサービス精神に感服!
サザンオールスターズのプロ根性をまのあたりにしました。

本当にすばらしいライブでした。9000円のチケット、決して高くない!お見逸れしましたm(_ _)m

楽しかった~(*´∀`*)
今日も耳から桑田さんの歌声が離れませ~ん。

オフィシャルHPから拝借。ライブの様子です。

2015年5月21日木曜日

私の脳

「人の脳は嫌なことを忘れるようにできてる」と聞いたことがあるけど、これ本当なのかなァ。

私の場合は全く逆なんだけど・・

「いい事」はなかなか思い出せない・・というか、ほとんど忘れてる。
「嫌な事」はすぐに思い出せる。
なにかの拍子に過去の「嫌な事」はすぐにフラッシュバックする。

でもって、一度思い出すと、芋づる的にあれやこれやと「嫌な事」ばかり思い出してしまい、
負のスパイラルに陥る。
何をしても何を聴いても、どこかの「嫌な記憶」につながっていく。

「あーやめた、やめた!」って思い切って切り替えないと、そのまま深い穴に落ちて行きそうになる。

これってビョーキ?と思ったので、ちょっと、ググって(Googleで検索して)みたら、
嫌な記憶が忘れられない心理原因と脳科学的理由・・というのがあったので読んでみた。

●感情面で解決していない
●脳の過剰防衛機能
●うつ病やPTSDなどの精神的な病気

ふーむ・・当たってるかも。なんかこの3つ、全てに当てはまってるような気もする。

で、この解決策として、
●深呼吸をする
●数字を数える
●視線を動かす
●手にぐっと力を入れて、一気に脱力する

と書いてあった。
は?・・これって、解決策なのか?
「原因」に比べ、「解決策」がなんともお粗末な感じがするんだけど・・

もっと根本的に治す方法を教えてくれっ!

え?病院行け?精神科?
母を連れて精神科に何度か行ったことあるけど、
ドクターはただ話を聞いてくれる占い師のようで、
結局、最終的には「やる気のなくなる」ような薬をてんこ盛りに処方される・・という印象しかない。

この世知辛い世の中、「精神を病まずにいられる」事の方が、「精神病」のような気がしないでもないが、私の「negative thinking」は、私のくらーい性格が根本にあるようなないような・・

2015年5月12日火曜日

画像より文字

先日、買い物の帰り、ふらりとBOOKOFFへ立ち寄った。
最近、本を読んでないな~と思ったので、何か面白そうなのがあったら買ってみようと。

沢山ある本の中に乃南アサの著書が目に入った。

もう10年くらい前になるかもしれないけれど、彼女が直木賞を受賞した「凍える牙」。
そういや、これ読んでなかったなと購入。

帰ってきてすぐに1、2ページ読んでみたけど、うん、面白そう!
早く読み終わっちゃうともったいないので、じっくり時間をかけて読もうと、とりあえず本を閉じ・・

GW中にちょうど(?)眠れない夜があったので、じっくり夜通しかけて読破した。

本を読み終わって・・うーん・・後味悪い・・
ざっくりなあらすじはこうです。
深夜のファミレスで、客の男性の体が突如発火、炎上し死亡した。被害者の左足首には、犬に咬まれた様な咬み痕が残されていた。助けを求めていたことから、自殺の可能性は消され、捜査本部が組まれる。
機動捜査隊の刑事・音道貴子は、中年刑事の滝沢と組み捜査に当たるが、犬に噛み殺される事件が相次いで起こる。そして、捜査線上に浮かんだのは、「疾風(はやて)」と名づけられたウルフドッグだった。
ここに登場するウルフドッグ(狼犬)というのが、私にはとっても想像力をかきたてられるものがありまして、その名の通り、犬とオオカミの合いの子。犬にくらべて体も大きく、高度な社会性をもち、リーダーと認めた者には従順。知能は非常に高く、運動能力も高いらしい。
文末、「はやて」と名付けられた狼犬は、自ら餌を食べることを拒み、20日間後、餓死する。


知的でたくましく、神々しさえ感じる、狼犬は飼い主に忠誠を守りぬき、自殺をするのだ。
やるせない・・凹む。
最近ドラマ化された、こちらもかなり古い本「アルジャーノンに花束を」という本を読み終えた時もそうだった。なんともやるせない・・動物にはなんの罪もないのに・・
どうも私は「動物もの」に弱い。
狼犬
いい本を読んだという思いとともに、やるせない気持ちが数日間は続く。
ひょんな時に、ストーリーを思い出して、気持ちがふさいでしまう。こうやってブログを書いてる時も思い出して涙が出そうになる。
こういうのって、「本を読む」からなのかなと思う。
これが映画だったりすると、漏れなく画像も音もついてくるので、同じ内容でもここまで気持ちを引きずることが無いような気がする。
文字を読まないと想像力がなくなる。
やっぱり本を読もうとつくづく思ったし、
このやるせなさをちょっと軽減させたいから、
また本を買いに行こうっと。